訪問販売

本日、二つの学生寮に訪問販売に行く。

一つ目の学生寮では3つほどの部屋を回ったあとに、寮生に「もしかしたら不安になる人もいるかも知れないので、寮外の人が寮内を歩くのはやめてほしい」と優しく注意され、訪問販売を中止。知り合いを介して、許可を取るなど対策をすればよかった。こちらのことを信用してもらうのは難しい。アパートとは違う、大きな共同体でかつある程度外部に開けているからこそ、かえって外部者に注意を払っているのだろう。もう少し、その点に気を使えればよかった。

注意してくれた寮生は優しく、訪問販売の練習をさせてくれたしビラも貼らせてもらえた。サンキュー。しかも、ラウンジのソファに座っていると二人の寮生がビラを手にとっていたので、声をかけると訪問販売を受けてくれるとのこと。H財布とフィグサインが気になっていたが、メジャリーグ公式球を購入。ついに、売れた。阪大の階段下で拾ったゴミが320円。帰宅後、しみじみ思い出していると、このことがかなり大きな出来事のように思えてきた。これからは、紹介した商品が客の琴線に触れる瞬間をその瞬間ごとに捉えられるようになりたい。

二番目の寮では、受付の人に訪問販売をしていいか確認してみたが、一人では許可のしようがないとのこと。これもまた、共同体ならではのことだろう。これも知り合いを介すべきなのかなと思う。自分の身元を保証してくれる人が必要だ。もしくは、自分の身元を徹底的に自己開示するか。怪しそうな商売人と思われているのがひしひしと感じるし、自分もまたそのような振る舞いになってしまっている。寮生の訝しがる目線が非常に苦しく辛かったですね。俺は悪い人じゃないんです。どうか信じてくださいって感じです。自分はビジネスライクな商売人をやりたいわけではなく、まず相手が面白がってくれるのが第一で、そのついでに買ってくれたら嬉しいみたいなノリでやっていきたい。でも、全くの初対面の人にその近づき方をするには、自分の話を巧みにしないとだめだし、相手の胸がどれくらい開いているかも関係してくるやろうな。

今度、寮生の友達に相談してみよう。

そして、一般アパート・一般家庭にも行きたいが、勇気がまだないな。自信がほしいですね。

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